つい最近夜蝶を知ってくださった方にも、昔から知っているけどストーリーを忘れている方にも
楽しんで頂けるように…

夜蝶(AFTER10)蝶の伝説登場のキャラ

■蝶子（源氏名アゲハ）+蓮しか知らない本名があります（六巻で明らかにしています）
正義感が強く問題ばかり起こす子です。
ブルーが彼女のイメージカラーです。
性格の悪い彼女がお店の人間・お客様を通じて強く優しく成長していく物語です。


■蓮さん（オーナーor偽ヤクザor偽物）
オーナーという名のヤクザです。以上。
すぐに脚がでます。テーブル・椅子ともに蹴り飛ばします。人を殴ることにも罪悪感は抱いておりません。
口が悪くて、態度がでかくて、俺様で、詐欺師で、気が短い。
愛車はフルスモークのタチ悪高級車です。世の中金だと思ってます…つまりはヤクザです。
あ、あとひとつ。自他ともに認めるシスコンです。

■清さん（ヤクザor本物or本職orキヨor清貞）
諸岡組の一人息子。
BUTTERFLYのケツ持ちヤクザです。本物です。
風俗店、管理してます。金貸しもしております。
偽ヤクザとあまり変わりませんが怒らせると本職です。
蓮とは仲良しですが、タダでは動きません。蓮からもお金はとります。
リスクを背負うぶん当たり前の話です。まぁ悪いこと…色々しております。

■甲斐店長（店長・甲斐・類友）
この人がいなければBUTTERFLYはつぶれています。
とても頭のキレる人間です。
仕事に対しては妥協を嫌います。
物腰柔らかな店長様ですがそこは類友怒らせたら怖いです。（えぇ、類が友を呼んでおります）

■母・律子（律子・りっちゃん・律子さん・律子様）
母と言っても蓮の義理母、継母です。
気が短いです。とても怖いです。曲がったことが大嫌いです。（ですが本人相当曲がってます）
美人なうえに夜職経験者ですので、男を転がすのが上手です。
最後の律子様は誰が呼んだわけでもありません、自分で言っています。
料理ができません。


夜蝶-club BUTTERFLY-
壱～六+その後のSS（鈍感な彼女の横暴な主の）と、とても長いお話になっております。

AFTER10蝶の伝説
面接に来た彼女は、確か伍巻が初登場で、一緒に暮らしたのは六巻（交錯）からがメインですね。
今回と同じようなセリフをこの時蝶子は彼女に言っています。

曲がったことが大嫌いなとても気の短い母は、弐巻の（怖い人）が初登場だったはずです。

スーツ爽やかのくだりは（四巻P245）

ざっとですが。こんな感じです



…ここから先は本編ネタバレですご注意ください…






夜蝶-club BUTTERFLY-という作品はみんなちょっとずつ不幸でけれどもなんとなく幸せなお話です。

とても悪いことをしたとしても、最後は必ず誰か一人は支えてくれる。
完全に見放されないのが、このお店です。
間違った方向に進もうとすれば誰かが引き戻す。
そっちじゃないよと言ってくれる。
由華子はお話を書くときに登場人物全員の気持ちを考えます。
なのでグッタリします。
どうしてそうなってしまったのか、立場が違えば違う感情が湧くのは致し方ないこと。
とても性格が悪くても、わがままでも、短気でも、きっと何か理由があるはず。
そういう気持ちで書いております。

夜蝶、書き出しは2009だか2010～で最終巻書き上げは2011年8月です
その頃のブログにも書きましたが、ラストページに向かうにつれずっと聴いていた音楽があって…
自分の思い描いていたエンディングにこんなにもピッタリの曲があるのかと
初めて聴いたときにとても感動したのを覚えています。
木村カエラさんのBUTTERFLY
六巻（健在）を読む時はぜひ一度聴いてみてください♡