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かおる

父の仕事の関係で、幼い頃より北アフリカ、ヨーロッパを転々としてきました。笑顔で誠実にお客様をもてなすのが得意で、海外生活が長いせいか、英・仏・韓と語学に長けています。色々な経験をしてきたので、それを本を書くことで昇華しようと考えました。是非、私の作品を読んで下さい。これまでの著書としては、文芸社から出ている恋愛日記、「チェジュドの忘れ形見」があります。

小さな償い

あのメルアドを削除することで、あの詐欺師の全ての痕跡を消すことが出来た。まだどこかにちらちら残っていることは何となくは知っていたが、ぞっとして慌てて作業に取り掛かった。これが家族にかけた迷惑へのせめてもの小さな償いである。そして今後、マイペースではあるが、借金返済をする。

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