6月13日(土)雨
昨日の暑さとはうってかわって、雨で気温が冷やされて涼しい
エアコンも止めている
夫が19年前に亡くなり
三人の子供も独立して、3年前から一人暮らしをしている
淋しいかと言われるとそうでもなくて
快適に過ごしている
前期高齢者になったのは何年も前
魔法のislandの事は大分前から知っている
淋しい未亡人がガラケーで見ることの出来る交流サイトに夢中になった
あの頃はまだ40代だったか
オフ会もしたことがあったなぁ
経営者がかわった古巣で、こんな内面をさらけ出すようなblogを書けるのは、運命の導きかなとも思っている
次兄と同じように一人暮らしではあったが、私にはネットがあった
淋しさを感じる暇もなかった
あらゆる知識や経験がフェイクもリアルも世界中からネットには集まっている
次兄は電話さえ持っていなかった
リアルで話す人は、今の私がそうであるように近所の人かお店の人位ではなかったか
友達は皆無か一人か二人
私も同じようなものだ
私たちの母も友達は少なかった
親友と呼ばれる人は存在していなかったか先に亡くなったか
長く生きると友達は先に亡くなっていく、親族も知り合いも亡くなっていく
気がついたら電話で連絡する相手が居なくなっていた
などと言うことはよくあることだろう
年寄りがスーパーの無料のイートインスペースに所在なく淋しそうに座っている姿には、悲哀を感じるが
あれは全ての若者の未来の姿でもある
人間は皆
淋しい者なのだ
なぜ年寄り同士が交流しないかと疑問に思うかもしれない
年を取ると人間関係のワズラワシサが一番のストレスになる
生まれも育ちも違う人間がお互いの価値観を擦り合わせて親しく付き合うのには、相当な忍耐力が必要なのだ
老い先短い身にはハードルが年々高くなる
それに淋しい年寄りにすり寄ってくる者は腹に一物もって接してくる
あれを買えこれを買え
或いはあれを売れこれを売れなどと
年寄りはその事を知っている
そうして親しくなっても先に逝かれたりして、喪失菅も半端ない
必然、年よりはイートインスペースで一人で座る事になるのだ
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