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てれすこ

2020年9月27日(月)

今日もほとんど喋らなかった

飲みに行かないと商品の受け渡しの時くらいしか口をきかない

孤独な老女の生活はこんな物だろう

こうして拙い文章をひねり出す事で孤独も多少和らぐような気がする



年を取る事は、それほど悪いことではないと思っている

ADHD気質と分かる前は様々な事が気になり過ぎて、神経が尖った状態が続いて苦しんだ
年を取ると感覚が磨耗していくのか、夜通し思い悩むような事は無くなった

それもこれもこうして孤高を保つようになって得られた安寧なのだ
他人と交わると私は疲弊する

自分の言ったこと、相手の言ったこと、相手の仕草や言動まで気になって反芻し思い悩んだりする

一人でいること
仕事をしないでたにんと関わらないことは、私にとって心の平安のために必要な事なのだ


仕事につかなくなったのも、人間関係で疲れはてるのが嫌で
探すこともしなくなった
少ない年金で細々と暮らしている

収入のためだけに私にとっては鬼どもの居る檻の中に入る勇気は、とうに消え失せた

それでなくても顔の障害のためにずっと苦しみ続けて、これ以上傷つきたくない

若い頃は乗り越えることが出来たハードルが今の私にはとてつもなく高くそびえる塀なのだ



カンガエナクテモ良いことをカンガエスギテ眠れなくなる

深夜ラジオで伊集院光が
カフカの作品のことを話している
Eテレで本の事を取り上げた番組をやっているのだ

我らが中卒の星
ある日突然高校に行くのを止めたそうだ
だからと言って勉強が嫌いな訳じゃない
このようにジブンガ興味の持てることは他人に面白おかしく喋ることが出来るほどに本を読むことが出来る
この人も多少ADHD気味な所があるように思う
見た目の数百倍扱いにくい人間のようだ


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