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てれすこ

2020年11月26日(木)次兄の死因

解明されてはいないが、前日までの様子を知ることが出来た

死亡日とされた日の前の日
朝、近所の路上で倒れているところを通行人に見つけてもらい、救急車で病院に運ばれたそうだ
その病院で、ありとあらゆる検査をしてもらったとある
脳、血液、ガンかとうかの検査
肝機能はかなり衰えていたそうだ
そして、ブドウ糖などの点滴もしてもらい
多分動けるようになったのだろう。
家に自力で帰り、そして亡くなったようだ
家の中に弁当の空き容器もカップラーメンの容器も何もなかった
ということは、食事をせずにアルコールだけを飲み続けていたのだろうか

いずれにしても、最後の日の前の日に少なくとも次兄のことを心配してくれていた人がいたのだということが、私を安心させる
ただただ一人で亡くなったと思っていたが、一度は手を差し伸べてくれた人が何人かいた
その事が、蘇る心の痛みと共に認識できた。

そして六万余りの請求を手持ちが無いからと取りに戻ったのかもしれない
通帳には幾ばくかのお金があったのだから
決してバックレるつもりなどなかったのだろう

お金のない高齢者を救う制度もあったのに、頼ることもしなかった
知る手だても無かったのか

一人で酒を飲み続け
食事をせず
夜通し徘徊し
倒れ
病院に運ばれた
点滴を受け元気になったのかもしれない
そして家に帰り
亡くなった
私たちに知らされたのは一ヶ月後だった


後悔、懺悔、ありとあらゆる感情がチクチクと胸を差す


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