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葛葉

くずは

混沌とする昨今
当然の様に失業し
暇なら書いてみたら?
という知人の言葉を鵜呑みにし
何ともないけど私が個人的に面白かった事を書いています。
暇潰しなる位の短い話が
そこそこ入ってます。
良かったら覗いてみてください。

職場でセイロニストにあたられる。



え~今日は同期に叱られました。
ってか馬鹿にされました。


仕方ありません。
私は若くはないので
当たられやすいのです。


ま、無視されるよりはマシです。


が、とても嫌な気持ちです。
でも、そのままでは心が折れる
ダメなヤツなので


色々教えて貰えて良かった。


と思う事にしました。
そして二度と近づかない事にしました。


そう、彼女は正論ごり押しの
セイロニストなのですから。


セイロニストの行き着く先は
自分だけしか居ない
孤独な荒野です。


一緒に側にいる訳にはいきません。


私にはそんな強い意志が無いからです。


セイロニストはもうアスリートと言っても過言ではありません。


鉄の意思を貫ける選ばれし者。
それがセイロニストなのです。


私は
慎ましく穏やかに
心温かく過ごせれば
それで良し。


なのでセイロニストとは
交わる事も、近付く事も
しません。


それが我が身を守る術なので。


セイロニストは自信家です。


他人の意見は届きません。


他人に迎合しなくても
生きていける強い人だからです。


うわ~ん!
でも私は違うのよ~!


セイロニストの道は一人で歩いてね~


私は誰かと繋がりながら
一歩一歩歩いて生きていくからね。


いや、本当にお願い。
一人で歩いて。


自分がセイロニストって自覚を持ってね。


で、私は違うから~!
近づかないで~!


話しかけないで~!


心が折れるから~!


あぁ…
コレで安心して
眠れます。


恐るべしセイロニスト。

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