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葛葉

くずは

混沌とする昨今
当然の様に失業し
暇なら書いてみたら?
という知人の言葉を鵜呑みにし
何ともないけど私が個人的に面白かった事を書いています。
暇潰しなる位の短い話が
そこそこ入ってます。
良かったら覗いてみてください。

湿度は高いのに…



身体は脱水で
ままならない日々です


パートの帰りに何処かへ行きたいと
思うのは思うのですが…


身体が付いていきません


少しでも長く
クーラーの効いたバスの社内にいたくて
毎日遠回りして帰っています


遠回りと言っても
山越するのか
海沿いを通るのかのちがいです


山越えしながら
高台から海を見下ろすのか
海沿いのカーブを周りながら海風を感じて帰るのか
の違いだけです


でも、何となく最近は
山越えしてしまいます
夕刻の海は波もなく
船が滑るように通り過ぎていきます


天使が降りてきそうな雲間に
熟しきれない夕日が輝いています


ずっと見ていたいのですが
バスはあっという間に
山を下っていきます


名残惜しい思いを抱えて
バスに揺られて
私のテンションも下り坂です


海は…
気持ちを穏やかにしてくれます


山に住んでいるからでしょうか?


海は…
とても神秘的に感じられて
毎日見ていたいと思ってしまいます


海を…
いつも感じながら


脱水した身体と心を
海を癒しに
過ごせたら…


素敵だろうなぁ…


そんな事をボンヤリ考えた
夕暮れ時でした


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