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葛葉

くずは

混沌とする昨今
当然の様に失業し
暇なら書いてみたら?
という知人の言葉を鵜呑みにし
何ともないけど私が個人的に面白かった事を書いています。
暇潰しなる位の短い話が
そこそこ入ってます。
良かったら覗いてみてください。

中秋の名月



月を観ました


山の上に高く輝いて
部屋の中まで
明るく照らしてくれました


名月っていっても
何が中秋の名月なのか
何も分かっちゃいません


が…
なんとなく
月を観るという行為が


いいなぁ~


そんな風に思いました


山は鈴虫の声で
風と一緒に揺れていました


秋…
になっていました


お団子は作りませんでしたが
頂きもののさつま芋を
蒸して食べました


小さなさつま芋でしたが
しっとりと甘くて
癒やされました


こんな夜は
素朴な甘味が
優しく身も心も包んでくれてます


山の端は
月に照らされて
銀色に光っていました


それを観ながら
お芋をモグモグ
温かい茉莉茶をこっくり


それを繰り返しながら
夜風に吹かれて
お月見しました


満月に照らされて
私の心も
満たされました


自然に
心から感謝した夜でした

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