私は待つことはよくあるけれど
待ちわびて貰ったことは
生きてきて一度もありません
自分の親にでさえ
ありません。
いつも
私が待つばかりてす
働いている両親が帰ってくるのを
まだかな…
お腹すいたな
って思いながら
冷たく薄暗くなっていく
部屋の中で
ましてや
男性に待たれるなんてこと
あるはずも
ないです
歌謡曲なんか聞いていると
あぁ…
そんなに待ちわびて
愛される女性も
いるんだなぁ
そう
思うだけです
私は
そんな中には
入れない
余り者のようです
ようです
なんて書くのは
まだ未来に
希望を持っているから
かも知れません。
往生際が悪いです
寂しさも
悲しさも
慣れてきました
でも
疲れることも
あるんだなと
最近知りました
そんなときは
鼻歌を歌います
鼻歌歌って
何でもないふりして
やり過ごす
そんな日も
いいなと
最近
知りました
明日も
鼻歌歌って
生きていきましょう
ちょっとしたことかも知れないけど
楽しい事も
あるかもしれないから…
そんな楽しい日を
待ちながら…
やっぱり
私は
待つ人間のようです
本当は
それも
いいなと
知っています