リオの日記更新
リオの日記、本日少しだけ更新しました。
本日は七夕ですが、魔石細工店の世界に七夕の概念はないので、七夕関連のお話は書けません…残念。
代わりに少しばかり小説に関する小話でも。
(小話といいつつクソ長いです、ごめんなさい)
私は読んだ後に心が温まるような優しいお話を書きたいと思い、赤字続きの魔石細工店を書きはじめました。
美しい魔石細工とさまざまな人々の思いが紡ぐ優しい物語。
その中で、私はリオをチートも何も持たない、平凡な人間として書いています。
例えば、異世界なのにはじめから普通に言葉が通じたり、突然何かしらの力に目覚めたり、そもそもの前提として何かしら秀でた能力を持っていたり。
私自身ファンタジーが大好きなので、そういったお話も大好物なのですが、魔石細工店ではあえて、そういった特別なものを持たない女の子を主人公にしました。
これは自分がもしこのまま異世界に行ったらどうなるかを考えた結果です。
その場合、そうそう都合の良いことばかりは起こらないだろう、と思ってしまうのです。
では、特別な力を与えられなくとも、元の世界の技術や知識を上手く使うことで生きていけるだろうか、と考えてみても自分にはとても難しい。
少なくとも私が高校生の時は、異世界で広められるような専門的な知識も、世界を救えるような技術も持っていませんでしたから(笑)
なので、異世界に来て最初リオはとても苦労しています。
それでもシルバーのような庇護者に出会えたのですから、リオはとても運が良い。
多分私だったらそんなラッキーも起こらずその辺で野垂れ死にます。
異世界という現実離れした世界でリアルに起こりそうな事を想像しつつ。
(異世界でリアルって何だ)
その中で苦労しながらも異世界の人々の暮らしと心、美しいものに触れながら生きていく様を書こうとしたのがこの赤字続きの魔石細工店です。
……これ、あとがきとかに書くべき内容なのでは?
しかも少しと言っておきながらとんでもなく長く語ってしまった…。
ここまできたら登場人物達についても語ってしまえ_(:3 」∠)_
私の中で圧倒的問題児はカールです。次点でリオ。
問題を起こすとかではなく、考え方とか捻くれ具合とかってなると一番の問題児はカールなんだよ…あの人、これまでに出てきたキャラの中では一番アウト。
ハイラムは苦労人、シルバーはなんだかんだいいながらおそらく一番まともです。
短気なところはありますが、彼も大人ですから。
そして最後に。
ニュースでは大雨による深刻な被害が連日報道されていますね…これらの報道を見ていると、昔祖父母から聞いた、地元を襲った七夕豪雨の話を思い出します。
どうかこれ以上被害が大きくならないことを祈ります。
夜風セラ
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