こんばんは。
蜜虫です。
本日『インディゴに溶ける』が完結しました。
最後までお付き合い下さった読者様にはもう
感謝しかありません。
書き終えた後は軽く燃え尽き症候群になって
灰になっていたのですが、時間を置いて少し
落ち着いたので裏話的なことを書きたいと
思います。
自分がまさかアウトローな作品を書く日が
来るとは夢にも思いませんでした。
あまりそういった世界観に萌えられなかった
ので(笑)
ですが宝塚の『ワンス・アポン・ア・タイム
・イン・アメリカ』というストリートギャング
を描いた舞台を見まして、その舞台がとても
素晴らしかったので興味を持ちました。
それ以来ずっとその世界観が頭から離れず、妄想
していった結果この作品が生まれたのです。
初めにラストのシーンと一節が浮かんだので
後から細かい設定を妄想を膨らませて描いた
感じです。
警察の組織のことや武器のことなど知識不足
のことがたくさんありましたのでまず
調べるところから入り、それをメモして細かい
プロットを立てました。
こんなに細かいプロットを立てたのは生まれて
初めてです(笑)
頭のいい方が書けばもっとサスペンス的なお話
に出来たのでしょうが、私にはこれが精一杯
でした。
ですがあくまで主軸は二人のラブストーリー
でありたかったので、これはこれでありかと
思います。
そして何よりも復讐の先には何もないという
こと。これを描いてみたかったのです。
私は1から10まで全て説明してしまうのは好ま
ないので、あえて作中で完全に描いていませんが
アルは母親の死が自殺だということを実は
気付いていると思って書いてます。
そういう余白がまだまだありますので、後は
読んで下さった方が自由に感じて下さればいい
なと思います。
長くなりましたが、アウトロー初心者マークの
こんな私の作品を読んで下さってありがとう
ございました(*´ω`*)
蜜虫