魔法のiらんどネット小説大賞2022
去年投稿させて頂き、予選を通過させて頂きました拙著、「あの日の二人はもう居ない」とその後日譚「真夏の風の中で」なのですが、熟考の末、今年も投稿させて頂く事にしました。
もう一度投稿する事に決めた最大の理由は、「安倍元総理大臣銃撃事件」以降、「宗教二世問題」が社会で何かと騒がれているからであります。何を隠そう、後日譚「真夏の風の中で」は、主人公の母親がとある実在するカルト教団をモデルにした「想新の会」の信者という設定なのです。
去年投稿した段階ではまだ、ところどころ煩雑で解りづらい部分があったのですが、可能な限り読みやすくなるよう、更なる推敲を重ねました。また後日譚「真夏の風の中で」だけでなく、前日譚「あの日の二人はもう居ない」に関しましても、作者としては非常に良い物語が書けたという自負を持っているため、後日譚ともどももう一度読んで頂きたいという気持ちが芽生えてきたのです。
現在、「一時の気の迷いでカルト教団に入会してしまったものの、たったの一ヶ月で脱会する事を決めた文学青年の長い脱会届け」という設定の、恐らくは中編になるであろう小説を執筆しています。できればこの最新作を投稿したかったのですが、僕にとって「実体験という名の黒歴史」をネタにして執筆するのにはかなりのエネルギーが必要なため、現在、起承転結の転で筆が止まってしまっています。前回投稿したものをもう一度出す事に関して様々な賛否両論があるかとは思いますが、どうかご了承頂けたらと思っています。
良かったらぜひ、今回投稿した二作品をチェックしてみてください。どうか応援よろしくお願いします。
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
- 如月トニー
華和さんへ
感想ありがとうございます。でも「新たな発見」は大袈裟ですよ。恥ずかしいです。むしろ逆に僕なんてもう46歳のとうの昔に限界が見えちゃってるただの普通のオジサンです(笑)。気持ちこそまだまだヤングなつもりでいますが、毎日の仕事に疲れて果てて家に帰ってくるだけで、創作活動をするだけのエネルギーも伸びしろももうありませんから。世間を見渡してみてください、商業的に成功している四十代の作家さんなんてもっともっとすごい物を書いているのが現実なんです。
むしろ華和さんのようにまだ若く未来のある人にこそ可能性があると信じています。頑張ってください。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 - 如月トニー
こちらこそいつもありがとうございます。
- 如月トニー
ありがとうございます。
慌てないでいいですよ。ちゃんと最後まで読んでさえくれれば満足です。執筆優先でやってくださいねd(^_^o) - 如月トニー
華和さんへ
こちらこそありがとうございます。
良かったら「真夏の風の中で」の方も読んでみてください。コスモのロサンゼルスでの結婚式の様子を歌祈の視点から描いていたり、その後の「桃色ウインドベル」のメンバーたちの様子も描かれていたりします。「桃色ウインドベル」を脱退した歌祈とユータの和解も、作者としては納得のいっているポイントだったりしています。