頭の中に愛しいあなたが居るのに
何故私は彼を想ってしまうの?
あなたを一度だって忘れた事ないのに
何故彼を愛しいと思ってしまうの?

こんな私あなたはきっと嫌うでしょう
あなただけで良かった筈なのにどうして?

楽しい思い出ばかりが頭を駆け巡ってそれらが私を責めている
今でも名前を呼ぶ声が聞こえるの
好きよ　誰よりも
あなたでもっと私を満たして

彼の声が彼の仕草が自然と頭の中に浮かび上がる
優しくしてくれる彼にもっと傍に居て　
なんて思ってはいけない

あなたが私の中でどんどん薄れていく
嫌よ　嫌よ
まだあなたを覚えていたいの
まだあなたを愛していたいの

どうしてどうしてこんなにも想っているのにあなたは私から離れていくの?
好きよ　好きなの
あなた以外にこんな気持ち抱きたくないよ

進む私とあの日から止まったあなた
この差を縮めるにはどうしたらいい?

答えはとっくに分かっていた
どうすればいいのかずっと気づいていた
そうしなかったのはあなたをまだここに残していたかったから

愛してるわ　あなたを
彼に抱く気持ちに蓋をしてあなただけを愛するの
それが私のあなたへの誠意と信じて
好きよ
好きよ

あなたを決して置いていったりはしないわ
私もここに一緒に残るよ
まだあなたと離れたくないから
永遠を信じてあなたと…



（My Self：私自身）
2015年9月23日公開済