「南雲せんぱい!」
『“先輩”くらい漢字で言え』
「平仮名で言ったのわかるんですか!?さすが南雲先輩好きです!」
『うるさ』
今日も今日とて南雲先輩は冷たい。
でもそこがいいのです。
『ばーか』
そう言って笑ってくれるだけで、その日の私はすっごい幸せ大吉なのです。
『お前が静かだと変な感じするな』
「先輩私のこと大好きですね!?!?私も好きです!!!」
『ハイハイうるさい仕事しろ』
「これは南雲先輩大好きな私の、南雲先輩と付き合うまでの物語である」
『それはないかな。夢見てんな仕事しろ』
「つ、つめたい!!!」
ちょっと冷たいけど、そこがいいのです。
好きです、南雲先輩!!!