卒業から何十年の時が流れても、初恋の人の名前を今だに心の中で呼んでいる
気が小さく純情だった中学生の僕は告白など恥ずかしくてとても出来なかった
彼女はいつも僕がからかったり話し掛けている僕の想いを薄々は気付いていた
のかもしれないけど・・・

「初恋って」


初恋想えば涙する

何故なのかなって涙する


それは爽やか、純情で

気高く、清く、美しい

心に秘めた愛おしさ


もしも例えて言うのなら


夜空に輝く お星さま

遠く遥かに光ってる

手を伸ばしたって届かない


それは尊く 穢れない

澄んだ心の内にある

星のように光ってる


そしてとっても温かい

潤んで滲んで切なくて

星の雫が流れるよ


永久(とわ)に

夢見て逢えるまで