1年A組
スクールカースト最下位の世良真琴。

ただいま非常に困っております。

誰か、どうか助けてください。



「オマエ、馬鹿なんだな」



「は?てめえ調子乗んなよ?」



「真琴ちゃ〜ん!今日も綺麗だねえ。」



「ボク可愛いでしょっ?」



「俺、お前見たことあんだ。」



「真琴くんっ!大好き!!」





「あの、静かにしてください。」


「シンさんも、でしょ?」








真っ透明な蒼空を、



蒼色を。




あの子へと。






※この物語はフィクションです。