死ぬなら春の海がいい【完】

作者川岸

陽キャグループの微妙な立場でくすぶっている小村隼は、嘘告白をオーケーされ、見下していた陰キャ女子・七瀬みくると付き合うはめになる。

同じ痛みをもつ隼とみくるはしだいに惹かれあうが、その刹那的な恋は、近づけば近づくほどふたりを孤立させていく。

「君たちの関係は、はたから見ているとあまりにも危うい…