触れた未来が、消えないように。

作者真崎奈南

高校を卒業したばかりの柿沼優里は現状に物足りなさを感じていた。
そんな優里をカラスが取り囲み、気が付くと高校3年の5月に戻っていて、その傍らには元同級生、豊田瑞希の姿が。彼女もまた時間が戻ってしまっていたのだ。
優里は一度目とは違う高校生活を送りながら瑞希と友情を深め、クラスメイトの田端悠人に惹か…

高校三年生。


キミと繰り返した三か月。




私たちは精一杯、駆け抜けた。





願わくは、


これからの未来が、


良いものになりますように。



そして、


私の未来と、


またどこかで繋がりますように。