これが僕のレーゾンデートル 。

作者ねふ

約1000人に1人の割合で「異能者(異能力と呼ばれる超能力を持つ人)」が生まれる世界。
異能力は、使い道を誤ればとても危険なので、異能者だけが通う専門の学校「異能者専門学校」が東京に設立された。

その学校には、個性豊かで問題ばかり起こす、正真正銘の問題児が多く在籍している。
もちろん、それに対応…

〈物語全体のあらすじ〉


主人公の少年「看夢 自由みゆめ じゆ」は、超能力を持って生まれた「異能者」のみが通う学校へ入学することになる。


その学校の生徒は、異能力の特性ごとに8つの寮に分かれて生活している。

入学式にて、校長が生徒を各寮に振り分けるのが恒例行事の1つだ。


だが、そこで予想だにしないハプニングが発生する。

看夢みゆめくんの異能力はどの寮にも適性がない」と校長が判断したのだ。

「適性なし」の新入生。

その事実に、周りはおろか、当人の自由じゆも愕然とする。


僕は落ちこぼれなんじゃないか?

そもそも「僕」って何なんだ?


自由じゆは、そんな風に自問自答を繰り返し、自分の存在意義、すなわち『レーゾンデートル 』を探し始める。


これは、主人公の少年が周りを巻き込んで「自分探し」をする物語である。