クリスマスの日に偶然見つけた骨董屋で、健也は女性用の腕時計に惹かれてその時計を購入する。


その時計を腕につけ街にでると父が女性と一緒にいるところを見かけた。

だがその女性は写真でしか知らない死んだと聞かされていた母だった。

 
その後も何度か母と会う健也だが、次第に違和感を覚える。

そん…

この世界の常識に、

何の意味があるのだろう。




何かを犠牲にしても、

守りたいものがある者を

罪と呼べるのだろうか?




善と悪に

境はあるのだろうか?




不可思議な出来事を

嘘と言えるのだろうか?






答えは、

どこにあるのだろう。






何が正しいのか、

答えを探して、

僕らは、さまよっている。