小さなチート系少女は愉快な仲間たちと出会った。異常なまでに世間知らずな少女を取り巻く暗い影から救い出すことはできるのは――。
「お前そんなんだとデカくなんねーぞ」
ツンツンヘアーは炎色
「僕だってやればできるんだ」
ふわふわな髪は水の色
「ねえねえ、放課後俺と遊ばない?」
サラサラ揺れる雷色
「それ以上この子に近づかないで、変態」
「手を出したらどうなるか、分かるわよね?変態」
可愛い双子は毒舌菫色
そんなクラスメイトたちと
「…ともだち?」
世間知らずな白銀ねこ