幼少の頃両親を失くした私は、
たった一人の身寄りである
祖母の元に身を寄せ、
この小さな島で育った。
その祖母も、
私が中学3年生の時に他界。
そんな私に
救いの手を差し伸べてくれたのは、
名前も顔も知らない、
あしながおじさんだった。