【物語全体のあらすじ】
2019年、東京。
めい子はごく普通のOLでありながら人には言えない秘密を抱えていた。
それはかつての上司・雄樹と不倫一歩手前の関係にあること。
仕事は順調にこなしているものの、過去にお世話になった雄樹へ恩返しをしたいという気持ちから
彼の誘いを断ることができず、怪しげな関係を続けてしまっているめい子。
「こんなことをしている自分って何なんだろう…」
罪悪感と自己嫌悪に苛まれながら悶々と生活を送っていたある日、突然謎のモンスターに襲われる。
同時に自らを妖精と名乗るテディベア「セロトン」と出会い、魔法少女に任命されてしまう。
ストレスの力で世界を闇に包もうとするモンスター・ロッセから地球を守るため、
人知れず魔法を駆使して戦うのが魔法少女だとセロトンは言う。
そしてその日から、OL兼魔法少女・めい子の摩訶不思議な物語が始まった。
数日後、めい子はセロトンの宿ったテディベアをなくしたことがきっかけでOLの瑠菜と知り合う。
彼女もまた、仕事の悩みから抑うつ状態になり病気休暇中であるという事情を抱えていた。
不思議な縁に導かれて友達となった2人だが、やがて瑠菜は2人目の魔法少女として目覚め、共に戦うことに。
戦いの中で、2人は自分自身が抱える問題と向き合い、お互いを支えながら成長していく。
明るく天真爛漫だが子供染みた趣味を持つことで思い悩む大学生・杏理が
3人目の魔法少女として加わり、ロッセを追い詰めていくめい子たち。
しかし、ロッセは過去に魔法少女たちによって倒されていたことがわかる。
なぜ彼らは蘇ったのか?本当の黒幕とは?そしてその目的とは…?
瑠菜や杏理からの叱咤激励を受け、雄樹との関係にけりをつけようと決意するめい子。
激化していくロッセやモンスターたちとの戦い。
果たしてめい子たちはロッセを再び倒すことができるのか?
そして、それぞれが抱える問題を解決することはできるのか?
「私、自分のことを、正しく愛せるようになりたい…」