三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年―

作者阿季

物語の舞台となるのは、<聖域><人界><魔境>の地域からなる世界―――<三界>。

<聖域>に保管されていた祭器が何者かに盗まれてしまい、それを取り返す任務に就いた聖騎士リル。
もう一人の聖騎士オウルと共に天導協会に所属する二人と合流して任務開始……のはずが、なぜかその二人は先に出発してしまってい…

<虚無大戦>―――

それは神代において封印された<黒紫の虚無神アド・ヴァーレ>が、魔族によって復活したことで起きた大規模な戦乱。

半年に及ぶ激戦の末、一人の聖女と神具の力で終結した。


それから三年後、聖域から祭器が何者かに盗まれ、ある聖騎士が空から落とされるところから物語は始まる。(?)