部門賞受賞おめでとうございます。
神曲のSS、いえ少女たちの神聖喜劇の方がぴったりするような素敵な作品、とても面白かったです。

危うい幼さと羽化する前の蛹の絶望感が禅問答のようですのに、透明感に溢れている不思議な世界、夢中で読ませていただきました。

千鈴視点で書かれてますが、伽夜 店員 うさぎ それぞれの視点に置き換えて読み返せる自由度も楽しかったですし、色々な悩みを抱えていた頃を思い出し懐かしくもなりました。特に屋上での二人のやりとりが大好きです。