神喰いの花嫁――。それは神に嫁ぎ、神の肉を食べて死ぬ少女の呼び名である。大正時代風の世界を舞台に、死と再生を繰り返す神とその花嫁に選ばれた少女が出会い結ばれる。
生まれも育ちも違う四人の花嫁が、それぞれの幸福を見つけるジャポネスク・ジャズエイジ・ファンタジー。

※カクヨムには続きも含めて掲載して…

目次


1.桜の章

―虐げられた少女―


2.菫の章

―売り払われた少女―


3.椿の章

―与えられた少女―


4.葵の章

―死に損なった少女―