恋に恋する夢見がちな少女は“ダメンズウォーカー”なんて呼ばれてしまう程の,恋愛拗らせ女子に成長し,26歳になっていた。

本人は,どんな境遇にあっても,恋に対して前向きな“恋愛体質”なつもりでも,それを受け止めてくれる相手と,なかなか巡り会えない…。


ねえ…神様。
例え,目に見えなくても信じて…

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子供の頃に憧れたのは,童話の中のプリンセス。


清く正しく過ごしていれば,いつの日か,白馬にまたがった王子様が迎えに来てくれる。


きっと,私にも❣❣


自分が“お姫様ではない”ことくらい,子供ながらに気づいていた。


だけど,この世界には“恋のキューピッド”が存在していて,いつか“特別な存在”とは,遅かれ早かれ,ちゃんと巡り会えると信じてた。



そんな,恋に恋する夢見がちな少女は“運命の人”と巡り会えないまま,26歳になっていた。



大人になって痛感したのは“現実は,おとぎ話の様にうまくはいかない”とゆうこと。



友達からは“ダメンズウォーカー”なんて呼ばれてしまう程の,恋愛拗らせ女子に成長してしまっている。




ただ“愛し愛され”お互いを想い合える存在が欲しいだけなのに…。




ねえ…神様。

例え,目に見えなくても信じてる。




『早く私に,幸せな恋を叶えてくれる“キューピッド”を遣わしてください…。』





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