上京してきて数ヶ月経ち、今の生活に慣れてきた香葉。ある日、香葉が住んでいたアパートが家事により燃えてしまう。
貧乏人の香葉は住む場所がなくなり絶望していると、会社のイケメン副社長である悠里が偶然通りかかる。すぐ近くのマンションに住んでいる悠里に「僕の家に住みませんか?」と言われ…?



「僕の家に住みませんか?不自由はさせませんよ?」



…なんで私、副社長にこんなこと言われてるんだろう




貧乏ガール


東雲 香葉-sinonome kayo-


×


イケメン副社長


津城 悠里-tusiro yuuri-




家が燃えて、散々なはずなのに



「香葉さん、明日は服を買いに行きましょう。なんでも好きなのを選んでください」



この先、お先真っ暗なのに



「家のことは任してください。これでも、家事は得意なんですよ?」



どうして…



「人の体温って、すごく落ち着くでしょ?香葉さんが落ち着くまで、ずっとこうしてますから」



甘い生活なんて、送っちゃってるの?