大好きでたまらない従兄弟にずっと片想いをしている
好きになってもらえなくてもいい、特別な関係なんて望んでいない
私はただ貴方の近くで生きていたい
これまでも、この先もそれはずっと変わることはないと思っていたのに
出会いは、ある日唐突に起こった
ーせっかく二人きりなのに、触れないでいいの?
何もかも初めての私は
ー聞こえないなあ?もう一度言ってみ
意地悪で冷徹で妖艶な男に翻弄されて
ー悪い口は塞がないと、なあ?
私はまんまと堕ちて溺れてハマっていってしまった
ーキスで塞いで、離れないでー