甘い蜜だと分かれば、あとはただ求めるままに。――小さな村から始まったと思っていた物語はもっと別の場所から始まっていた。『私は一体何なの?』答えはもう分かっているのかもしれない。
「禁忌を冒した」
「この俺が恋だと?――殺されたいのか」
「ダメだ。俺だけは絶対に」
私を1番知っていたのは私じゃなかったみたい
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