家庭事情が発端で恋愛体質になった元いじめられっ子の宇崎凛と、学校が誇るヤンキー集団の1人で、家庭事情で人との関わりを必要以上に持たない中戸友貴。そんな不器用な2人が恋に落ちて、お互いがお互いに相手を沢山傷付けながら、相手に甘えながら、紆余曲折を繰り返して大人になっていく物語。




「好きだよ。」



「大好き!」



「ずっと一緒だよ!約束!」




《私を手放したのはあなたで、

あなたを手放したのは私。》




不器用すぎた私達。



幼すぎた私達。



7年も掛かってしまったけど、



沢山の遠回りを繰り返したからこそ言える。





『私はあなたが好きです。』