隻眼の魔女は叛逆皇子に愛される

作者プラム

人が人を支配する、絶対王政の最中の欧州のとある皇国。
生まれつき眼球そのものが赤いダイヤモンドの女児が稀に誕生していた。村人には魔女と怖れられ、疎まれていた。皇国は、その『人間ダイヤ』が国に幸福をもたらすという迷信を信じており、魔女と呼ばれる女性達を次々と攫っていた。片目の無いアーニャも赤眼で、身…




たとえ、この目を失っても



君だけは失いたくない