獣人族だとバレました【完】

作者ちゆき

獣人族が生存する世界。嗅覚も張力も優れた彼らは、息を潜めて生きてきた。
その存在を忌み嫌う人間たちから隠れるために。
“半”獣人のティアナもまた、バレることを恐れていた。
しかしある日、怪我をした青年を助ける。その青年に、獣人族だとバレてしまった。

「お前、獣人だったのか」

半獣人と青年の同居…