絵を描くのが好きだった。


絵を仕事にしたかった...本当は。


けれど現実は簡単ではなくて、


だから僕は夢を諦めて、この大学に通い始めた。






その大学で偶然見かけた女の子。


カフェのテラスに座っていた、


春の精のような可愛らしいその子。


僕は誘われるように彼女に恋をする。






普通の場所での、ありふれた出会い。


けれど、僕はまだ知らなかった。


この恋が、偶然でも運命でもない...


これ以上書いたらネタバレになっちゃう。






春をテーマに描いた、切ない恋のお話。


読んでいただけたら、嬉しいです🌸