不完全な恋の行方は

作者美羽

「お前って不器用なのな。」

26歳の春。

外見ばかりが評価され、いつの間にか世間のイメージに沿うようにと、本当の自分を曝け出さずにいた。

そんなある日、瑛美の前に高校時代の先輩が上司として現れーーー






「綺麗だね」


「可愛いね」



そんな言葉で心が満たされなくなったのはいつからだろう。