かつてこの世界は混沌としていた。

全ては破壊神の手に落ち、悪魔は彼女を筆頭に暴虐の限りを尽くしていた。

命は軽く扱われ、全てが彼女の手によって簡単に決められる世界。

天使たちは成す術なく、ただ創造神へと平和への祈りを捧げた。

そんな天使たちの願いに応えるように、

破壊神に立ち向かえるだけ…


村を襲われ、全てを失った少女



少女は隠れて一人で泣いた。



泣いて、



泣いて、



そうして涙も枯れた頃…



彼女はとある目的のために旅に出る。



彼女の旅の先にあるものとは…?



彼女の守りたいものとは…?