「時間が解決してくれる」ときみは言った。わたしはその時、なんと答えたのだろうか。世界はあまりにも眩しくて、時間はどこまでも真っ暗だ
どれだけ願っても
空気を震わせることができない言葉がある
どれだけ思っても
叶うことのない思いがある
どれだけ絶望を背負おうと
抜け出せない記憶がある
多くを犠牲にしても
叶わない願いがある