家にも学校にも居場所がない高校生のユキノには帰りたい場所がなかった。
そんなある日の帰り道、彼女はある場所に迷い込む。目の前には現実ではない、どこか浮世離れした縁日の光景。そこは少しおかしな、神様たちがいる。水と電気が嫌いで、少し怖いけど優しい炎の神様。何を考えているか分からないけど、彼女のことを…


君を愛しているから、大切にしたいから、害する全てを僕は呪う。