家が隣同士で生まれた時から一緒だった桜井春哉と野海楓夏。
2人は幼稚園の時に"結婚しよう。ずっと一緒"と約束をする。
だが、小学3年生の時、春哉は父親の転勤により引越しをすることになった。
ずっと一緒と約束は果たされることは無かった。
引越し当日2人はとある約束をする。
そして、春哉はその約束を果たすため8年後再び地元に帰ってきた。
久しぶりに再会した春哉と楓夏。
だが、楓夏は春哉のことを覚えていなかった。
思い出してもらう為、毎日挨拶するも返事は返ってこない。
そんな春哉を心配していたのが香月秋翔だ。
秋翔の提案により、あることを実施することに──
それをきっかけに動き出す物語。
果たして、楓夏は春哉を思い出すのか。
また、幼い時に交わした約束は果たされるのか。