学校に行けなくなり不登校の引きこもりになってた、そんな時にたまたま公園で自分の描いてた絵に「うまいね、」と、声をかけてくる人がいた。
その人の、何気なく声をかけ、何よりも自分が好きでやってる事を褒めてくれ、こんな夜中に出歩いてる事も咎めないでくれた優しさに驚いた。
そして約束もしてないのに公園に行くとかなりの頻度で会うようになりたわい無い会話もする仲に…。
赤の他人だからこそ自分のことを話せる気がして、独り言のように話し始める。そし最後には「自分の好きな事見つけてるだけ偉いよ」といって笑いかけてくれた。そしてそれをきっかけに頑張る事を決めた。それを伝える為に公園に向かうがなかなか会えなくなってしまい悲しくなるが、もし自分が頑張ろうと決めたことが少しでも達成出来たら会えるかなという淡い期待を抱き、日々を過ごす。そして時は流れ、大学生になっていた。自分に頑張る理由をくれた人に会いたいが為に、今も学校の帰りに公園寄る生活を送る。そしてある日彼に似た人を見つける。もしかしたら会えるかもと思いそのまま追いかけ、そしていつも会っていた公園に戻り、彼を見つける。