俺が所属する魔動機兵団の活躍について

作者糀町吉満

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剣と魔法の世界。人類は魔族との闘いに明け暮れている。人類が生み出した魔法で動くロボット、魔動機兵に乗ることを夢見て訓練に勤しむ主人公ライナス。頭が良く運動神経抜群だが、背が低く小太りなのが悩みの種。魔動機兵の花形、リュシフォンに乗れるのは最優秀者のみ。ライナスは訓練生トップの成績で卒業を迎えるが、リュシフォン乗りに選ばれたのはイケメンの同級生。ライナスは無骨で地味なマナタンク乗りに選ばれる。初めはやる気の出ないライナスだが、ある出来事をきっかけにマナタンク乗りとして目覚めていく。そんな時、国境の町が魔族の大群に襲われる。派遣されたのは同級生が乗るリュシフォンとマナタンクチーム。絶体絶命の窮地をマナタンクチームのサポートで切り抜けて見事勝利するが、最後の見せ場はリュシフォンの一撃だった。裏方として使命を全うし凱旋したマナタンクチームを、王都の民は万雷の拍手で迎える。人々の手にはマナタンクチームの活躍を称える号外が握られていた。