ロスト・ホエールへようこそ

作者タイライツバメ

廣瀬拓海は就職活動を控えた大学三年生。三年間付き合った彼女と別れ、それが原因で親友とケンカをした。将来に対して夢や情熱を全く持っていないことを思い知った拓海。ある時、自分の携帯電話に登録されていた知らない連絡先、「ロスト・ホエール」へ電話をかけると、それは海辺のホテルだった。電話に出た女性から驚く…