人は忘れていた。 遥か太古の……原始の記憶を。 その恐ろしい姿を見るまでは。 見たら細胞に刻まれた恐怖と絶望が呼び起こされる。 悪魔の餌でしかなかった記憶を!! 人間を災いと恐怖で支配するために降臨した魔界王子ダンテ……のはずだったが……
ダンテは人間世界のオタク文化が大好きで、高校生地下アイドル西条みなの熱烈なファンだった。
オタク仲間とオタクライフを満喫するダンテだったが、人間世界にも潜り込んでいる悪魔がいることを知る。
そしてその毒牙がみなにも及び、ダンテはみなを守るために悪魔を殺すのだった。
しかし、同じく人間世界に潜む恐るべき悪魔ベヒモスに目をつけられてしまう。
みなを人質に取りダンテを罠にはめる悪魔ベヒモス。
ダンテは共に人間界に来たベルゼバブ二世とともに戦い、ベヒモスを降すのだった。
ダンテの強さに惚れ込んだベヒモスが人間に化けてダンテの通う学校に転校してくる。
二度と人間を襲わないという約束の下でダンテの仲間に加わるベヒモス。
その頃、天界からは神の命を受けた僕が人間界に来ていた。