「幼馴染みってさ。小さい頃から一緒につるんで、良くも悪くも同じ時間を共有できる、言わば仲間みたいな存在だよね?」



「まぁ、そんなものかもね?」



「じゃあさ?そんな仲間の一人と、一緒にお風呂入ったり、同じベッドで寝たりしないよね?」



「そんなことないでしょ。小さいころから続けてるルーティンみたいなものだから、俺達には生活の一部と一緒だよ」



「っ、……あのさ、」



「うん?お腹空いた?」



「違うからっ!それは小さい頃ならOKな話しだから!私たちいくつだと…」



「俺は花の27才で、ことりはピチピチの17才?」



「おかしい!おかしいよねっ!もう立派な大人だよねっ!?だから、もう一緒にお風呂はむ、り…」



「コトが大人ねぇ…。ふ。寝言は寝て言えよ?」



「っ、、」



な、何なんだコイツはっ!?全く会話になってないっ!



「コト?そんなに脅えてどうしたの?」



「っ、」



「ふ、かわい。おいで?抱っこしてあげる」



「っっ、」



笑ってる様でそうでない瞳に囚われて、ずるずると引き込まれていく思考



幼馴染みってナニ?



私とようちゃんの関係ってナニ?




そんな幼馴染み2人の毎日、覗いてみませんか?