メロウ・ドリーミング

作者倉井よるは

ずっと、逃げ道を探していた。
被害妄想に浸って勝手に傷つけられた気になって、逃げ込む場所がなくなった。
現実からの逃避行をして、僕は夢の中に溺れて落ちる。