朝10時、いつものごとく資料をもってやってくる。


二人だけの空間を作るために残業を作る彼。




もはや逆らう、逆らわないという問題でもない。




初めての彼氏は優しい王子が良い。



そしてようやくそんな相手が私に現れたと思ったのに。





「空凛って本当に隙だらけだね」







......どうやら道を間違えたみたい。