元社長令嬢である主人公・齊藤彩花は、元婚約者である里中武が声優として有名になるという夢を応援していた。彩花は自身の生活も厳しい中、武の養成所費用や交通費を賄っていた。

 武が声優としてデビューし、名が売れてきたある日の夕方。武の本心を耳にする。それは『ばっか、何寝ぼけたことを言ってるんだ。あ…