「――あなたが、好き」
「めっちゃ好きっす!」
「好きだけどNoデス!」
「バチクソに惚れてるから!」
「私はあんたのこと好きだったよ……」
「大嫌いだった……」
「……恨んでたよ」
「おれは――」
「許さない……」
「おれ、お前になら――」
「え?」
「――お前が好きだ」
闇夜を風のように駆け抜けるあなたを
明るく灯す ひかりとなりたい
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「お前になら、全力で尻尾振ってやる」
「……コワモテのくせに、そんなセリフをドヤりながら言う安慈君が、
私は大好きですよ」
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