橘 沙織と仲田 亮は、幼稚園の頃からの幼馴染み。たまたまお互いの家が近所ということもあり、仲良く遊んでいた。ある日、亮の母親が病死し、亮は父親と二人暮らしの生活になってしまう。沙織は、亮の境遇に同情するが、一年後に親の仕事の都合で転校することになり、亮とは離れ離れになってしまった。それから二人は中学生になり、沙織が通っている中学校に亮が転入してきたことで、二人は再会する。その頃の彼は、心を閉ざしていたが、少しずつ周りの雰囲気にも溶け込んで、やがて沙織にも少しずつ心を開いていった。高校二年生になった時、河合 裕子と中村 徹に出会う。それが切っ掛けで、毎日のように四人で行動するようになっていた。でも、幼馴染みの亮とは、毎日のように喧嘩ばかりの日々。そんなある日、事件に巻き込まれ、亮は突然、記憶喪失になってしまう。沙織は、初めのうちはショックを隠し切れず、落ち込んでいたが、徹の励ましの言葉で立ち直り、懸命に亮を看病する。言い出しっぺの徹だったが、そんな沙織の姿を見て、沙織に恋心を持ち始める――
物語は、彼らが大人になった時から始まる。ここから沙織の回想と共に四人が成長していく姿を書きました。
ラブコメ
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