トリウゴーリニク ―ヤクザと美女となんでも屋―

作者月花ユミ



陽平は、闇バイトの一環でひとりの美女を誘拐することになり、繁華街へと繰り出した。


美女は無警戒。無抵抗。
そのうえ満面の笑みを浮かべて予想外のひと言を放った。


『お兄さんは、私の運命の人かもしれない!』


必要以上に懐かれてしまい、天真爛漫な美女に振り回されるうち、荒みきっていた陽平…


陽平は人生に期待を捨て、生きるための知恵を武器に惰性で暮らしていた。



エマは美乳を武器に、運命の人をひたむきに待ちわびていた。



強みだらけの亮平は、自分の居場所が定められないまま、憧れの男を無心で追いかけていた。




『身ひとつで生き抜ける』

万能フリーター(30)


×


『運命の人』を追い求める

ハーフ美女(20)


×


コンプレックスは『事務方クリーン

有能ヤクザ(30)






出会わなければ、なにも起こらないはずだった。



出会えたから、愛し愛される喜びを知った。



出会ってしまったから、負の連鎖が始まってしまった。






三人は、互いの傷をえぐりながら、心を溶かし合う。




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「私ね……」






『運命の人』は、たったひとりだけ。